勤怠管理はエクセルなどのツールを使い作業するやり方、入力から集計までを自動で行う勤怠管理システムと呼ぶツールを使う方法などがあります。社員が少ない会社などの場合は、エクセルとタイムレコーダーを使い管理することも可能ですが、従業員が多かったり全国に拠点を構えているような会社などの場合はクラウド型の勤怠管理システムを使う方が工数削減に役立てることが可能です。ツールとしてエクセルを使う場合、勤怠管理の中では勤務時間の記録(出勤および退勤時刻の記録)、勤務時間の集計、そして給料計算、3つのフローを辿ることになります。このとき、フローのどのような部分でエクセルを使うのか、これによりいくつかのパターンがあります。
エクセルは業務でも活用する頻度が高いソフトウエアでもあり、これを使う最大のメリットは既にパソコンにインストールされている可能性が高いことや手軽さにあるのではないでしょうか。勤務時間の記録を直接入力することで、タイムレコーダーを使うときのタイムカードの保管といった物理的なスペースを排除できます。ただ、時刻を直接入力することになる場合は入力ミスなどが生じる可能性があること、集計および給与計算を行うためには関数が必須になるので会社の中にエクセルに精通している従業員がいないと運用が難しくなりますし、精通している従業員がいてもその人が退職すると運用が難しくなるなど、長期的なスパンで考えておく必要もあるなど注意が必要です。